日経平均先物(9/3早朝)が180円高の17,120円で終了しました。週明け5日の日経平均株価は、節目の17,000円を超え、日経平均の200日移動平均の17,040円(9/2)を上回りそうです。
最近の日本株が堅調に推移している要素として、米国の政策金利引き上げ→金利差による円安拡大(対ドル)→企業業績の上方修正との期待値によるものが大きいと思いますが、長期の移動平均から見た株価の位置も、意識されているのではないかと見ています。
また、日本株は米国株との連動性を睨みながら推移しているわけですが、、NYダウと日経平均の価格差が縮小傾向になっていることにも注目しています。
現在、この価格差が△1,566ポイントと、日経平均がアンダーパフォーマンス(下回る)になっていますが、当面、△1,000ポイント程度まで縮小すると見ています。
その場合、日経平均株価の上値は、17,500円程度と見ていますが、企業業績等の動向しだいでは、昨年末の19,033円をうかがう展開も予想されます。その際、長期の移動平均や日経平均のアウトパフォーマンス(上回る)にも意識しておく必要があると思います。
※今年のNYダウと日経平均の価格差は、△1,564ポイント~▲3,039ポイントで推移しています。
土橋・記