情報の鮮度

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平成26年12月25日
お手元に新聞がありますか?

新聞1面の左上に「14版」「13版」などという表示があるのをご存知でしょうか。
これは「版数」と言う情報の鮮度を表すサインです。ちなみに「14版」が最終版です。

●新聞の工程

新聞は、記者が世の中の出来事を取材して記事を書き、デスク会議等で掲載記事が多くの
中からセレクトされ、広告等も含め新聞紙面が構成されます。そして、印刷用の版が作ら
れて専用の輪転機で刷っていきます。でき上がった新聞は、皆様の新聞受け、駅売店、
コンビニ等へ配送される流れです。

●情報の鮮度

最終版の14版が印刷所へまわる時間帯は、夜中の2時頃です。新聞は速報性が重要なので、
印刷所へ回すギリギリまで、新しいネタを追いかけます。この14版の締め切り時間は、
降版協定により新聞社間で共有されています。

私の周辺では4時頃に朝刊が届きますが、印刷所で刷り上がった新聞は各販売店に送られ、
各戸の新聞受け(郵便ポスト)へ配達されます。印刷所と新聞受けが遠ければ最終版では
朝刊の配達時間に間に合わないため、13版や12版など先に刷られた新聞が配達される
ことになるのです。

朝刊の配達時間に届くのはありがたいことですが、問題は情報の鮮度です。
新聞社によりますが、14版と13版では1時間程度のタイムラグが出てきてしまいます。

夜中の12時も1時も夜中のことなので大きな出来事が起こることはそうそうありません。
ですがそれは日本に限った話です。日本の夜中もニューヨーク市場では取引の真っ只中。
EU各国も夕方の活動時間です。1、2時間の情報鮮度の差は、ビジネスや運用投資に
大きく影響するかもしれません。さらに、「特ダネ」と言われるものは最終版に出てきます。

●鮮度を知る

大切なことは、最終版14版の「鮮度がいい」、ということではありません。
自分の手元の情報ソースの「鮮度を知る」、ということです。
愛読している新聞が12版であることがわかれば、テレビやラジオのニュースや電子版
などネット情報で補えばいい、それだけです。

さて、あなたの新聞の鮮度は如何に?
是非、手元の新聞の情報の鮮度を確認ください。
ちなみに、先日の選挙の翌日の朝刊は、14版ではありませんでした。
刻一刻と変わる得票数の最新の結果を新聞に反映するために、降版協定が解かれたのです。

そして、私の自宅に届いた新聞とFPファクトリー近所のコンビニで購入した朝刊では、
何と版数が異なりました!?
新聞の版数が違っていることを楽しんでいるのは私くらいかもしれませんね。

たかが新聞、されど新聞。
新聞の楽しい読み方、情報の有益な取り方活かし方を知る講座は、以下「イベント情報」
にてご紹介しています。あなたもぜひ情報感度を身に付けてください。

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